Acetaminophen’s diary

化学に関すること,TeXに関すること,ゆきだるまに関すること。

国立国会図書館に行ってみた

先日、国立国会図書館に行ってきた。公式サイトはこちら↓

絶版になっていた化学系の本も普通に読むことができた。

 

行ったことがない読者のために説明しておくと、国立国会図書館は日本の唯一の国立図書館で、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存することになっている。すなわち、ここに行けばどんな本でも(漫画でも雑誌でも学術書でも、その他のメディアも)閲覧できる。

 

ここで「閲覧」という言葉にしたのは、館外に持ち出すことはできず、しかも一部の開架図書を除いて書棚の間を練り歩くということはできないからだ。

実際に本を手に取る場合は、書庫に保管されている本を設置されている PC 端末から閲覧申請でカウンターに取り寄せる必要がある。

したがって、調べ物をするためにここにいくというのはあまりお勧めできないが、特定のタイトルの本がどうしても必要というときには非常に有用だ。もちろん絶版になった本も非常に保存状態よく保管されていて、文系・理系問わず文献調査には非常に適した施設である。

 

遠くてなかなか行けない、という場合には大学図書館などが国立国会図書館と提携していて、近くの図書館に取り寄せるということはできるらしい。やはり館外持ち出しはできないが、便利なものだ。

 

さて、何度か足を運んでいるのに今回まで知らなかったことがある。

国立国会図書館の端末からはいろんなデータベースにアクセスできるんだ!

理系にはありがたい Web of Science や ScienceDirect, Reaxys, Chemical Abstracts, 理科年表プレミアムといった、普通なら有料のサービスも館内から使える。これは便利だ。

僕は大学生なので、大学が契約している Journal やデータベースに学内からアクセスできるのだけれど、国立国会図書館でもアクセスできるのか、と再発見した。

ぜひ読者の方にも行っていただきたい。