TeX
この記事は、サブブログの 2016-02-17 投稿記事を移転してきたものです。 あべのりさんのを実験。ここでは e-pTeX ではなく pTeX を使ってみた。file-0.tex \newcount\filenum \filenum0 (\the\filenum) \advance\filenum1 \input file-\the\filenum.tex \by…
これは TeX & LaTeX Advent Calendar 2015 の13日目の記事です。昨日は MNukazawa さんでした。明日は kuroky_plus さんです。 TeX & LaTeX Advent Calendar 2015 もちょうど折り返し地点です。今年のテーマは「今さら人に聞けない、TeXのキホン」というわ…
私は最近「日本語 TeX 開発コミュニティ」などのメーリングリストに参加していますので、ここでは LaTeX を例に説明しますが、これはいかなる技術系コミュニティにも当てはまることだと思います。私なりの「技術系コミュニティへの貢献・レポートのコツ」と…
TeX Live 2015 時点での「PDF の BoundingBox」まとめ 第1回・第2回の更新から実に3か月が空いてしまいました… ほかの作業*1に追われておりました。この長いブランク(というより、第1回・第2回の記事を公開した直後の一週間以内)に、この PDF の BoundingB…
実際に TeX が使う BoundingBox はどれなのか(続き) 昨日の記事で PDF における正解の BoundingBox とは何かを、ドライバ別に考えていた途中からです。XeLaTeX (+ xdvipdfmx) の場合に「XeLaTeX は CropBox を確保するのに xdvipdfmx が描画するのは後述す…
ただいま改訂中です。ところどころ作業に伴いリンク切れや説明不足が生じていますが、ご了承ください…(2015-08-15) LaTeX で graphicx パッケージを使っていて 余白がある PDF ファイルの一部だけ、余白を切り取って表示したい と思ったことはないでしょうか…
先日正式にリリースされた TeX Live 2015 であるが、アップデートするメリットはなんだろうか? というわけで、ここに「TeX Live 2015 で変わったこと、変わらなかったこと」の気づいた点をまとめてみる。とはいっても、すべて網羅する気は全くなく、一般ユ…
LaTeX で化学構造式を描画するパッケージとして、藤田眞作氏による XyMTeX が有名である。 XyMTeX 化学構造式描画(藤田氏によるページ) XyMTeX の使い方は公式マニュアル*1に書かれているし、簡単な紹介は TeX Wiki に、また以下のページに使い方の一部が…
前回の続きです。今回は、改善版パッケージを用いるのではなく自力で対処せざるをえない場合について考えてみます。サンプルソースはやはり GitHub に置いておきます。 3. クラスファイルの定義とパッケージが衝突する例 次の2つの例は、以前このブログで取…
LaTeX を使う際には必ずといっていいほど何らかのパッケージを利用するでしょう。例えば、数式を含む文書ならほとんどの場合 amsmath パッケージを利用するでしょうし、図を挿入する際には graphicx パッケージを読み込むでしょう。しかし、中には同じ名前の…
前々回、W32TeX と関連ソフトウェア(dviout, Ghostscript, GSview, TeXworks, ispell)のセットアップを、TeX インストーラ 3 を用いて極めて簡単に行いました。おさらいすると TeX インストーラ 3 とプラグインを入手し、展開(必須;★★★) Windows の拡張…
前回、W32TeX と関連ソフトウェア(dviout, Ghostscript, GSview, TeXworks, ispell)のセットアップを、TeX インストーラ 3 を用いて極めて簡単に行いました。これで既に TeX を利用する基本的準備はできています。というわけで、テストも兼ねて実際に LaTe…
以下の方法は2015年7月18日に問題なく行えることを再確認しました。2015年7月11日のインストーラ更新で SumatraPDF という PDF ビューアのプラグインが混入しましたが(元は作者のミスです)、特に害のあるものではなくむしろ Adobe Reader より軽快な PDF …
今回は、TeX/LaTeX に関わる方すべてに読んでほしい記事です。まだ触れたことがなくてこれから TeX/LaTeX を始める方にとっては必読だと思いますし、そもそも TeX/LaTeX を知らない・使うつもりはないという方にも「これだけは知っておいてもらいたい」こと…
今日、おもしろいとうわさの「単位展」に行ってきた。 企画展「単位展 — あれくらい それくらい どれくらい?」 会期:2015年2月20日(金) - 2015年5月31日(日)休館日:火曜日(5月5日は開館)開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)主催:21_21 DES…
今日発見した、Wikipedia 関連の話題を紹介。 1. Wikipedia 日本語版も PDF ダウンロードが可能に 2. Wikipedia から化合物を構造式で検索できるサイト 特に 2 つめは注目! 最近流行りの JavaScript を使用して制作され、substructure や similarity からの…
【最終更新:2015-03-26】この記事は TeX2img の画像変換に関連した処理の解説であり、Windows 版 1.5.0 以降と Mac 版 1.9.2 以降において有効である。以前のバージョンはこちら。(追記:2015-07-20)本日公開の TeX2img for Mac 1.9.4 で若干の変更箇所あ…
以前の記事で、2回にわたって Ghostscript のアウトライン化の挙動を考察した。しかし、TeX2img をアップデートするにあたりもう一度検証したことで、いくつかの知見が新たに得られた。 高解像度・低解像度とは? 第1回の記事で gs9.14 以前の epswrite の場…
【最終更新 2015-08-23 04:10】TeX ソースの処理スキームおよびその活用法の網羅的解説。Windows 版 1.5.6 と Mac 版 1.9.8 に対応済み(一部のスクリーンショットを除く)。 TeX2img の機能拡張! TeX2img の開発が進み、特に Windows 版 1.4.0 と Mac 版 1…
昨日の記事で、CountriesOfEurope というフォントを紹介した。しかし、実際にフォントであるということがにわかには信じがたい。そこで、TeX で「あるフォントに含まれる文字の一覧表」を作成して、証明してみる。ただし、そもそもフォントの一覧表を作った…
【追記:2019-01-05】この記事を書いてから数年経ちました。つい先日 2018-12-29 に TeX Live に収録された新しいバージョンでは パッケージ名が CountriesOfEurope.sty → CountriesofEurope.sty に変更 ファミリ名も \CountriesOfEuropeFamily → Countrieso…
なんとなく思いつきで、気の利いたメッセージカードを作れそうな LaTeX パッケージを紹介する。shapepar パッケージである。 このパッケージは、文章の段落の形を何かの図柄に整形するという機能を持つ。標準でサポートしている図柄は熊澤先生のページで既に…
TeX & LaTeX Advent Calendar で実際に投稿した 化学構造式のための自作パッケージ ともう一つ、最後まで案として残っていた記事をポイッ!というわけで 「もしかしたら役に立つかも?」というパッケージたち を紹介する。今回は「noconflict」「macroswap…
前回の2015年最初の記事では「国際光年」に関するサイトをいくつか紹介した。今回はもう一つ、化学の歴史にとって重要な年であるので、もう一本書かずにはいられない。 それはもちろん ケクレがベンゼンの構造式を提唱してから150周年 ということである。 (…
さあ、2015年になった。今年は「国際光年」だ。 国際光年とは | IYL2015-JAPAN International Year of Light - Home 2015年は国際光年! というわけで、現在上野の国立科学博物館で開催中の「ヒカリ展」にも一層多くの方が訪れることだろう! 以前僕のブログ…
今日で TeX & LaTeX Advent Calendar 2014 をはじめとするアドベントカレンダーは最終日。いくつか読んでいたのだが、よく訪れたのはもちろん TeX/LaTeX だ。 いつもどおり XeLaTeX で出力(PDF はこちら:Google)。
【最終更新 2015-08-23 04:20】この記事は TeX2img の使い方の網羅的解説であり、Windows 版 1.5.6 と Mac 版 1.9.8 を基準に説明している。以前のバージョンでも参考になりうるが、一部機能は異なる。特に理由がない場合は最新版への更新を強く勧める。以前…
【最終更新 2015-08-23 02:50】Win 1.5.6 および Mac 1.9.8 に対応。この記事は TeX2img のコマンドライン版の使い方を解説したものである。以前のバージョンを解説したアーカイブは別ページに残してある。 このブログではおなじみの TeX2img について、今度…
昨日の補足。この chemobabel.sty は、\smilesobabel だけを定義した smilesobabel.sty というパッケージ(個人的に12月1日から制作開始)をもとに、急遽 Advent Calendar 用に12月4日から本格的に作業を始めたにすぎない。しかも、パッケージを作っていた時…
これは TeX & LaTeX Advent Calendar 2014 の8日目の記事です。昨日は abenori さんでした。明日は tex-ut-tex さんです。 これは今日の日めくりカレンダー。何もわからない笑(というか合ってる?) 今日8日目はちょうど TeX ユーザの集い 2014 から1か月…