2014-01-01から1年間の記事一覧
今回からときどき、このブログで「現代化学史」という本に関連した話題を書こうと思っている。 現代化学史: 原子・分子の科学の発展 作者: 廣田襄 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会 発売日: 2013/10/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る こ…
今日で TeX & LaTeX Advent Calendar 2014 をはじめとするアドベントカレンダーは最終日。いくつか読んでいたのだが、よく訪れたのはもちろん TeX/LaTeX だ。 いつもどおり XeLaTeX で出力(PDF はこちら:Google)。
【最終更新 2015-08-23 04:20】この記事は TeX2img の使い方の網羅的解説であり、Windows 版 1.5.6 と Mac 版 1.9.8 を基準に説明している。以前のバージョンでも参考になりうるが、一部機能は異なる。特に理由がない場合は最新版への更新を強く勧める。以前…
【最終更新 2015-08-23 02:50】Win 1.5.6 および Mac 1.9.8 に対応。この記事は TeX2img のコマンドライン版の使い方を解説したものである。以前のバージョンを解説したアーカイブは別ページに残してある。 このブログではおなじみの TeX2img について、今度…
昨日の補足。この chemobabel.sty は、\smilesobabel だけを定義した smilesobabel.sty というパッケージ(個人的に12月1日から制作開始)をもとに、急遽 Advent Calendar 用に12月4日から本格的に作業を始めたにすぎない。しかも、パッケージを作っていた時…
これは TeX & LaTeX Advent Calendar 2014 の8日目の記事です。昨日は abenori さんでした。明日は tex-ut-tex さんです。 これは今日の日めくりカレンダー。何もわからない笑(というか合ってる?) 今日8日目はちょうど TeX ユーザの集い 2014 から1か月…
以前「化学のおすすめソフト (2014-09-01)」という記事で紹介した構造式描画ソフトの中から、今回は Marvin Sketch について紹介する。Marvin Sketch は Java ベースのソフトウェアで、Marvin Beans というパッケージに含まれている。 Windows (.exe) Macint…
さて、ダイアリーの方でもすでに振り返ってみたが、ブログを始めて3か月。普段の本業の生活はそれほど変わらないが、プライベートの時間についてはずいぶん取り組んでいる内容が変わってきた気がする。 そこで、最近僕がこのブログを更新しながら考えている…
以前の記事を書いた時からの懸念であった「media9 パッケージを使ったソースを platex + dvipdfmx に通す方法」の案を、ここで紹介することに決めた。これまで触れなかったのには理由があるのだが、そうこうしているうちに ZR さんに指摘されてしまった。 mo…
またまた前回の続き。 蛍光:光による励起と発光(続き) なぜ GFP がノーベル化学賞を受賞したかというのは非常に重要。 オワンクラゲの体内で、緑色蛍光タンパク質 GFP は、カルシウムイオンの濃度に応答して青く光るイクオリンという発光タンパク質と複合…
前回の続き。国立科学博物館「ヒカリ展」の補足として、今回は化学的側面から。 光と色の関係性 モノの色にはいくつかの原理がある。大きく分けて自ら光る発光と、他からの光を受けて一部を吸収し残りを反射するものがある。 黒体放射:高温のものが出す光 …
10月末から上野の国立科学博物館で始まっていた「ヒカリ展」に、昨日やっと行ってきた。先週まで TeX ユーザの集いや旅行であわただしかったのでなかなか行けず、ようやくという感じ。 ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る! 会期:2014年10月28日(火)~…
重要:以下の内容は古くなっています!(2015-08-13)この記事は TeX2img CUI 版の下記バージョンに対応している。 Windows 版 1.3.0 から 1.5.5 まで Mac 版 1.8.6 から 1.9.4 まで 最新版(Windows 版 1.5.6 及び Mac 版 1.9.8)とは仕様が大幅に異なるが、…
TeX ユーザの集い 2014 の資料作成テクニック第4弾。今回は「化学」の素材として用いた PDB ファイルの簡単な解説と、使用した専門ソフトの機能について。ただし、Windows でのみ使用できるソフトを使用している点については勘弁していただきたい。 Discover…
TeX ユーザの集い 2014 の資料作成テクニック第3弾。今回はマルチメディア埋め込みについて。 既にこのブログで7回にわたって「PDFにマルチメディアを埋め込む」というテーマで記事を書いたので、まずはそちらを参照。全体への案内板はこちら。 &amp…
TeX ユーザの集い 2014 の資料作成テクニック第2弾。今回は化学の専門知識とソフトウェアについて。 その前に、昨日 (2014-11-10) の朝にケムステで公開した記事*1。既に 1,100 アクセスを突破している。好評いただいているようで嬉しい。 化学を広く伝える…
さてさて、早速 TeX ユーザの集い 2014 の資料作成時に使用したテクニック紹介第1弾。 今回は資料作成の最終段階という肝心な部分で活躍した pdftk の紹介。 pdftk とは? TeX Wiki に記述がほとんどなかったので pdftk のページを作成し、説明を書き加えた…
先日の記事で予告したとおり、TeX ユーザの集い 2014 に参加してきた。今回は名前の割に「TeX」や「LaTeX」をテーマにした講演よりも、「HTML5やCSS」あるいは「Re:VIEW」といった他の規格についての発表が多かった。TeX に関する話でも、LuaTeX-ja における…
追記:新しい記事を書いたので、以下の内容は少々古い。最新はこちら: 誰でも簡単! 化学構造式を LaTeX に取り込むパッケージ (2014-12-08) ただし、ソフトウェアの概要やインストール方法などは以下の内容を参照。 やり残していた Mac での確認を含めて、…
追記:新しい記事を書いたので、以下の内容は少々古い。最新はこちら: 誰でも簡単! 化学構造式を LaTeX に取り込むパッケージ (2014-12-08) ただし、ソフトウェアの概要やインストール方法などは以下の内容を参照。 前回の続きで、残しておいた「自動実行…
追記:新しい記事を書いたので、以下の内容は少々古い。最新はこちら: 誰でも簡単! 化学構造式を LaTeX に取り込むパッケージ (2014-12-08) ただし、ソフトウェアの概要やインストール方法などは以下の内容を参照。 つい先日発見したばかりの「化学構造式…
今日はハロウィンということで、久しぶりに XeLaTeX を使ってみた。というのも、Unicode の絵文字にはハロウィンを表すものがあるからである。 ハロウィンの象徴といえば Jack-o'-lantern というのは共通認識のようで…
今回は、化学や TeX といった専門にこだわらない便利なサイトや素材集、趣味のメモ。 日頃のちょっとした計算や質問を楽しく Wolfram|Alpha: Computational Knowledge Engineちょっと変わったシステム。一見普通の検索エンジンに似ているが、使ってみると全…
昨日に引き続き、気づいたことのメモ。昨日の化学の話題から一転、今回は言語と文字についての話題が多めになった。 4. Bing が絵文字検索をサポート 5. 日本語の漢字とひらがなの書き分け方 6. 似ている記号の使い分け 7. 東京化学同人の書籍の新刊?
ここ1週間に気づいたことと、やろうとしていることのメモ。 1. 「斜方晶系」が「直方晶系」になっていた! 2. 化学の日と化学週間 3. TeXユーザの集い2014にLTで参加予定
重要:以下の内容は古くなっています!(2014-12-14)この記事は Windows 版 1.3.1 と Mac 版 1.8.6 に対応した内容であるが、念のためアーカイブとして残しておく。最新記事はこちら。 初めて TeX2img を使う方にも読んで理解していただけるように、TeX2img …
重要:以下の内容は古くなっています!(2015-03-26)この記事は Windows 版 1.4.0 と Mac 版 1.8.8 に対応した内容であるが、念のためアーカイブとして残しておく。最新記事はこちら。 【最終更新:2015-02-23】この記事は TeX2img の画像変換処理の解説であ…
(前回の続き) 追記:2015-03-14 21:30アウトライン化の挙動について新たな知見が得られたため、一部書き換えた。 Ghostscript の Windows/Mac における挙動の差異 ここまで詳細に Ghostscript のアウトライン化機能を説明してきたが、以上の説明は、Mac 用…
追記:2015-03-14 21:10アウトライン化の挙動について新たな知見が得られたため、一部書き換えた。 今回は、Ghostscript のアウトライン化に関する知見をまとめることにした。 文字や図形といったすべての要素のアウトライン化は、Ghostscript の epswrite/e…
TeX2img の Windows 版が先ほど再び更新された (ver. 1.2.3)。先月約5年ぶりに阿部さんによって開発再開 (ver. 1.2.0) されて以来、すでに3度更新されたことになる。 追記:2014-10-18 より新しい Windows版1.2.5 と Mac版1.8.3 について記事を書いたので本…